UKの音楽フェス参加者の約50%以上が何らかの薬物を服用している?

UKの音楽フェス参加者の約50%以上が何らかの薬物を服用している?
2019年12月21日 PLUES
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イギリスにおける調査で、音楽イベントの参加者のうち、薬物使用の経験あるという人がなんと半数以上にのぼっているそうです。

この結果を受けて、薬物検査の実施を各音楽イベント内で行うようという声も挙がっており、波紋を呼んでいます。同調査結果はイギリスにおけるフェスやクラブイベント、その他の音楽イベントでの薬物による死亡事故が増加傾向にあることとも繋がっているとみられており、2019年はさらなる件数の増加が懸念されているようです。

非営利団体The Loopの会長Fiona Measham氏は、以前よりフェスなどで薬物検査を率先して行い、今回の調査にも関わっています。The Gurdianの取材に対しては、現場での検査が薬物による死亡事故を無くす1番有効な手段だと語っており、「私は薬物を検査することが普通になれば、より多くの命を救うことが出来ると信じています」とフェスやクラブにおいて、ドラッグを検査することが普通になるべきだと主張。

また、警察や麻薬犬などの導入というような厳しいものは抑止力としては効果的ではないとも述べており、「人々は彼ら(警察や麻薬犬)が見つけられないような場所にドラッグを隠すか、フェスの現場にいる売人から薬物を購入する。そして我々の調査では、そのような売人は彼らに混ぜ物またはその他の危険な物質を売っている可能性は2倍にのぼる」とフェスで薬物を購入するのは非常に危険だと警鐘を鳴らしています。

現時点では、イベント関連施設においては全体の2%しか薬物検査の施設を提供していないとのことです。

今や、音楽シーンと薬物は切っても切り離せない関係になってしまっているが、ここまで蔓延しているというのは衝撃です。

参照:DAZED

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