米Facebook社の次の収益の柱はLibra?会社の未来は今まで以上に明るいらしい

米Facebook社の次の収益の柱はLibra?会社の未来は今まで以上に明るいらしい
2020年5月26日 pluesjp
In テクノロジー

アメリカFacebook社のコアプラットフォームであるFacebookやInstagramにおける成長は今もなおユーザー数が成長途中ですが、おそらく2020年代に横ばいになる見込みとの事です。しかしまだまだポートフォリオは手厚く、FacebookはWhatsApp、Libra、Oculusを擁しており、事業成長するための信じられないほどのサービスを持っています。ただし、独禁法を懸念するアメリカ政府や中国等の根強い利害関係者が会社の事業成長を阻害しようとするため、成長には時間と資金が必要となるかもしれません。
Facebookの次の成長段階においてはLibraが注目されます。各個人のFacebookアカウントと連携するクリプトデジタルウォレットの作成、Libraの使用を中心に事業展開していくでしょう。

リブラは次のFacebook社の未来を作る

Facebook(NASDAQ:FB)のARPU(Average Revenue Per User=1ユーザーあたりの平均的売り上げを示す指標)は、FacebookおよびInstagram退いて、今後3〜5年で成熟していくと予想。同社は成長のために次の成長機会を探す必要があります。これについて同社は戦略的に新しいチャネルを構築しており、これを介して同社は将来の成長を促進することができるでしょう。

鍵を握るのはリブラと予想。Facebookはグローバルな支払いネットワークを設計し、ユーザーがFacebookを介して自分自身の個人情報を確認し、通信プラットフォーム、つまりWhatsAppと結合されるLibra(リブラ)を利用するためのデジタルウォレット「Calibra」(カリブラ)」にログインできるようにし、ユーザーはFacebookのデジタル通貨Libraで取引することができます。

Facebookがリブラ・カリブラで目指すのは、世界中の誰もが低コストで使える金融サービス。世界の成人人口の半数近くが銀行口座を持っていません。その多くは開発途上国に分布し、信用取引が利用できないことや、仲介業者による高額な送金手数料などで余計な負担となっていますが、カリブラによる貯金と送金で、これらの解決に取り組むビジョンを持っています。

最強ですね。

アメリカ国内にはVenmo(PYPL)、Cash App(SQ)、Apple Cash(AAPL)など、数え切れないほどの数のペイメントアプリがあり、更にモバイルアプリ、WEBサービスについても、多く乱立しています。さまざまな理由でユーザーは場合に応じて毎日1〜2個のアプリを使用しています。

記事の中でトップクラスのデジタルアプリ、サービスを表示していますが、その中でもFacebookは世界で最も人気のある7つのソーシャルネットワークのうち4つ(FB、WA、INSTA、FBM)を所有しており、リブラが構築された際にグローバルな決済システムが機能した際に開花するための豊かな土壌を擁しています。

最強ですね。

WhatsApp WalletとCalibra Wallet

日本やアジアを中心に人気なのはLINEですが、アメリカではWhatsAppです。WhatsAppは、2014年2月にFacebookによって$19Bで買収されたメッセージングアプリです。このアプリは、約180か国の20億人を超える人々に利用されています。さらに、約10億人が毎日アプリを使用しています。2018年、WhatsApp Payはインドでベータ版としてリリースされましたが、2020年5月末までにインド全土にリリースされる予定です。
米フェイスブックは2020年5月にインド大手財閥リライアンス・インダストリーズ(RIL)傘下の大手通信会社に57億ドル(約6100億円)を出資することで合意したと発表しており、インドで4億人近い携帯電話の契約者を持つRILと組み、Whatsappやカリブラを介したネット通販などで中小企業向けの新サービスを打ち出すだろうと予想されます。

最強ですね。

送金市場の勝者はだれか?

世界がグローバル化し続けるにつれて、送金市場はより急上昇し続けるでしょう。筆者はこの市場をFacebookの決済ネットワーク(Libra)が獲得するだろうと予想。

送金市場自体は2000年以降12%のCAGR(年平均成長率)compound average growth rateで増加しており、2025年までに1兆4000億ドルを超えると予想されています。現在、Facebookは2030年までに送金市場の4分の3を獲得しにいきます。その獲得戦略は送金手数料の完全無料。FacebookはLibraを介してユーザーのトランザクション料金を請求しない事で、WhatsApp/Calibra WalletのユーザーがFacebookエコシステムに閉じ込められるようになります。

日経でも紹介されていましたが、フィンテックの浸透で国際送金分野で銀行寡占が崩れようとしており、スマートフォンやブロックチェーン(分散台帳技術)を使った高速で手数料が安い送金が伸びをけん引し、スマホやネットを使う送金は近く銀行などの店舗を経由する送金を追い抜く勢いとの事。

今後の世界のスーパーアプリを利用するには、FacebookとWhatsApp / Calibraに同時に登録する必要があるため、ユーザーはFacebookでコンテンツを利用する傾向があります。

さらにエコシステムがどんどん粘着性を増すと、Facebookは収益化する新しい方法を探すことができます。

個人データとさらなる細かい行動履歴を獲得。最強ですね。

Oculusを介した仮想空間市場

さて、これは少し先のビジョンですが、仮想空間における取引はどうなるでしょうか?私は仮想通貨は現実世界では政府や銀行などの既得権益が幅を利かせているので、規制もないバーチャルリアリティ上で流行ると考えているのですが、Facebookは将来、Oculusシステムを活用して、ユーザーがOculusヘッドセットを装着し、仮想市場または仮想都市に参入できるようにします。 このバーチャルリアリティでは、ユーザーはバーチャルエクスペリエンスを通じてすべての友達と出会い、挨拶することができます。取引はLibraで行われ、Facebook / WhatsApp / Calibra Walletを介してきちんとリンクされます。

ザッカーバーグがVRヘッドギアを装着して「これすごいね」と一体験でオキュラスを気まぐれに購入した訳ではないことは、これを踏まえると同意できると思います。

一応オキュラスの説明を。Oculusは、ユーザーがヘッドセットを通じてさまざまな現実を体験できる仮想現実システムです。 Facebookは2016年に20億ドルで同社を買収しました。ヘッドセットを装着してバーチャルジェットコースターに行ったり、バーチャルミュージアムに行ったり、クライアントのグループとバーチャルミーティングをしたりする場合でも、Oculusでこれらの体験をすることができます。

VR市場はまだまだ始まったばかりですが、合理的に考えれば来ることは間違いないので、注目しなければいけません。

フェイスブック社は投資としての魅力はあるか?

ここで投資の話題に。FCFは、本業で稼ぎ出した営業CFから、将来のために投資した投資CFを差し引くことで、正味どれだけのキャッシュを創出したかを表します。
FB社のFree cash flow per share:1株当たりいくらのキャッシュフローを生み出したかをあらわした指標は、$8.1。
企業の収益性を判断するための指標のひとつで、数値が大きいほど良いとされていますが、これが今後のインド市場やペイメント市場に本格参入することで年間成長率は約15%と期待しているようです。あくまで筆者の個人的な見解なので悪しからず。

Facebookには、現在のコアプラットフォーム、つまりFacebookやInstagramを成長させる余地がまだあります。これにより、今後5年間で1株あたりのフリーキャッシュフローが増加します。

筆者はしばしば「現実のデジタル化」について議論してきており、この現実世界をデジタルに移行するためにFacebookほど優れた企業はないでしょうと締めくくっています。

参照:Seeking Alpha

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